院長ブログ
インプラント即時荷重研究会
シンガポールミーティング&視察から帰国した翌日と翌々日(9月28.29日)、インプラント即時荷重研究会という勉強会のハンズオン(実習)に当院歯科技工士鳴澤さんといってきました。
インプラント治療は手術!や時間がかかる!イメージをお持ちの方も多いと思います。
この勉強会は患者さまに、4Sコンセプトといってなるべく早く、安全に、快適にインプラント治療をうけていただくための教育、研究、勉強会です。
インプラント治療も日々進化しており、現在は歯の一部(破片)をのこしてインプラントを行う、ソケットシールドテクニック=ルートメンブレンテクニックといった、より審美的な結果を残すための方法が多く用いられるようになってきました。
私ははコンサバティブに石橋を叩いて渡るような、インプラント治療をおこなっています。
多くの症例で結果を出してきました。今まで通りでやっていればまずうまくいきます。
しかしその成功体験は新しいコンセプトの受容を拒みます。
この方法は歯の破片の感染や移動による予後に対し懸念はあるものの、最近短期治療の症例をみていて成功率に対する文献も出そろってきたため、そろそろ取り入れていかないと慎重ではなく遅れた治療となる時代がくると感じております。勿論コンサバティブな方法は難症例であるほど必要なので、なくなることはないが、症例を選べば早く、侵襲を少なくインプラント治療ができるのであれば取り入れるのは今だと思っております。
このような素晴らし先生方とともに日々アップデートし患者さまに還元していきたいと思います。
院長 吉橋