精密根管治療
他院で抜歯と言われてしまったけど、諦めたくない!
抜かずに守る。そのために“最初の根管治療”が重要です。
神経を取る治療(根管治療)は、歯の寿命を左右する大切な治療
歯の内部に入り込んだ細菌を徹底的に除去し、再感染を防ぐために歯の内部を封鎖する治療です。
ところが、従来の保険診療では限られた設備と時間の中で、この「細菌除去」と「封鎖」を十分に行うことが難しいのが現状です。
結果として、歯の内部に残った細菌が再び繁殖し、10年以内に顎の骨を溶かしてきます。
──つまり抜歯に至ってしまうのです。
ではどうすればいいのか?
答えはシンプルです。
最初の治療(初回根管治療)のクオリティが重要になります。
それが、当院が定義する「ステージ3」の根管治療です。
成功率30%の現実。なぜ保険の根管治療では、半数以上の歯が“再発”に至るのか?
東京で根管治療を受ける前に。
保険診療が内包する、越えられない3つの限界
まず前提として、日本の国民皆保険制度は
誰もが、いつでも、どこでも、比較的安価に一定水準の医療を受けられる
世界に誇るべき優れた仕組みです。
ただし、院長吉橋が掲げる「歯の価値を最大化し、生涯にわたって守り抜く」という哲学とは
目指すゴールが本質的に異なります。
「長期的な歯の保存」という観点に立った時、保険診療の枠組みには、どうしても越えることのできない限界が存在するのです。
※東京医科歯科大学が発表したデータによれば、保険診療で行われた根管治療の成功率は、わずか30~50%。
つまり、治療を受けた半数以上の人々が、数年以内に再感染という結末を迎えているのです。
なぜ、これほどまでに成功率が低いのか。
その根源的な理由は、保険診療という枠組みが持つ、越えられない3つの限界に集約されます。
優れた仕組みである一方
大きく3つの課題が
- 「時間」という絶対的制約
- 使用できる「道具と材料」
の制限 - 完璧を目指すほど
報われないという矛盾

「時間」という絶対的制約
保険診療は「最低限の機能回復を、効率的に広く国民へ提供する」ことを目的としているため、一人の患者様に長時間をかけることを想定していません。その結果、術者は常に時間の制約と戦うことになり、複雑な根管の内部を完全に浄化する前に、治療を終えざるを得ないのが現実です。
当院の治療:時間を惜しまない、結果を最優先する治療
我々は、この時間的制約から完全に解放された環境で治療を行います。一回の治療に90分から180分、あるいはそれ以上の時間を確保するのは、「歯を残す」ことを第一に治療を進めるためにはそれだけの時間が必要不可欠だからです。我々は効率ではなく、一回の治療で得られる永続的な結果を最優先します。

使用できる「道具と材料」の制限
保険診療の枠組みでは、使用できる器具や薬剤に厳格な制限が設けられています。そのため、根管治療の成功率を飛躍的に向上させることが科学的に証明されているマイクロスコープや歯科用CTといった設備は、必須とは見なされていないのが現状です。
当院の治療:「技術」×「設備」を最大化する投資
我々は、治療の成功率を最大化するという目的のため、科学的根拠に基づき、現在考えうる最高の設備と材料を選択します。
しかし、設備だけで「最高の治療」が成立するとは考えていません。治療の結果は、術者の「技術」と「設備」という、2つの変数の掛け算によって決定されるからです。
いかに優れた設備を導入しても、術者の技術が伴わなければ、その性能を最大限に引き出すことはできません。
20年以上にわたり研鑽した「技術」と、選び抜かれた「設備」。
この二つの変数を共に最大化して初めて、他院では到達不可能なレベルの治療が成立するのです。

「目的」そのものの乖離
保険診療の制度は、治療の「手間」や「時間」、そして「質」を評価するものではなく、行われた「行為」に対して一律の対価を支払う仕組みです。
これはつまり、90分かけて完璧な治療を追求する歯科医師と、20分で最低限の処置を終える歯科医師が、ほぼ同じ評価しか得られないことを意味します。真摯な医療を追求すればするほど、経営的には報われない。
この構造的なジレンマが、多くの現場で「質より量」という判断を半ば強制しているのです。
当院の治療:「質」のみを評価基準とする哲学
自由診療という舞台を選択する最大の理由は、この不合理な制約から自らを解放し、
医療の本質である「完璧な質の追求」に一切の妥協なく向き合うためです。
我々の仕事の評価は、診療報酬の点数表が決めるのではありません。
「この歯が、患者様の人生と共に、永続的に機能し続けるか」という
唯一無二の結果によってのみ、評価されるのです。
歯の神経を取る前に知っておくべきこと
—精密根管治療の真実と、自費治療の価値—
自費治療には大きく分けて2種類あります。
①セラミックや ジルコニアなど材料を買う自費治療
②歯を長持ちさせる”治療の精度そのもの”に投資する自費治療
理想は両方の選択ですが、どちらか一方しか選べない場合
“健康のために歯を長持ちさせる治療”を、ぜひ優先してほしいと私は考えています。
抜歯が“唯一の選択”になる前に。まずはご相談ください。
ご予約はこちらから
当クリニックは、自費専門・完全予約制のクリニックです。
[月火水木] 10:00〜13:00/14:30〜17:00 [土] 8:30〜12:30/13:30〜17:00
[休診日] 金・日・祝
データが示す、根管治療の成否を分けるポイント
─“どちらか一方”の妥協が、歯を失う未来を招く—
根管治療の精度 被せ物の精度 根管治療成功率 Case.1 自費の根管治療
自費(精密な)被せ物
91.4% Case.2 保険の根管治療
自費(精密な)被せ物
67.6% Case.3 自費の根管治療
保険の被せ物
44.1% Case.4 保険の根管治療
保険の被せ物
18.1% (引用元:HA Ray, 1995, Inter Endod J)
院長吉橋は常に、「治療の精度」と「被せ物の精度」
——その両方を妥協しない、根管治療を行っています。
それが可能なのは、保険診療の制約にとらわれず、
「歯を残すために必要なことはすべて行う」という信念があるからです。
補綴物(詰め物・被せ物)においても、院長・吉橋が自ら最終の調整・研磨までを担い、適合性に一切の妥協を許しません。
治療と補綴——どちらか一方でも妥協すれば、再感染し抜歯につながりかねません。
だからこそ、吉橋は“どちらも一切妥協しない”。それが当院のスタンダードです。
あなたの歯を、守り抜くという選択肢を。
20年以上の実績が語る、歯を救うための最低条件
他院で「保存不可能」と診断された歯でも、私たちはすぐに“抜く”とは言いません。
2025年現在まで20年以上にわたり、再発という未来を根絶する治療を実践してきた我々が定義する
歯を救うための“最低条件”とは何か。
- マイクロスコープで肉眼では見えない世界を捉える
- 歯科用CTで根管の三次元構造を事前に把握する
- ラバーダムによる無菌化への徹底
- 専用器具・技術で複雑な根管の細菌を徹底除去
- 高殺菌力・高密閉性の薬剤を使用
- 精度の高い補綴物(被せ物)による封鎖
これらはあくまで歯を救うための最低条件と考えています。
治療を行う歯科医師が機材・設備・薬剤をいかにして使いこなし、結果を出すかにかかっています。
結果として ——
当院の精密根管治療では、10年以内の再発率を8.6%以下に抑え
20年以上にわたり数百本の歯を再感染なく保存してきました。
ご予約はこちらから
当クリニックは、自費専門・完全予約制のクリニックです。
[月火水木] 10:00〜13:00/14:30〜17:00 [土] 8:30〜12:30/13:30〜17:00
[休診日] 金・日・祝
幹細胞と無菌技術が可能にする、歯髄の再生。
失った神経を取り戻す――歯に再び命を灯す治療。
根管治療を終えた歯は、細菌感染からは守られたものの
同時に、神経という“命”を失った状態です。
かつて、それは「仕方のない犠牲」とされてきました。
しかし、私たちはそこにもうひとつの選択肢を提示します。
それが、歯髄再生治療
失われた神経を、ご自身の幹細胞によって“再び宿す”という
歯科医療の限界を超えていく治療を吉橋であれば提供できます。
“ここでしか受けられない治療を”ご提供します。まずはご相談ください。
「精密根管治療が導く“歯を残す”選択肢」
── 3つの実例で見る、治療の可能性
◆Case 01:他医院で抜歯と診断された歯
― 再植・歯根端切除術等により抜歯を回避
精密歯内療法(再植・歯根端切除術等)により抜歯を回避した症例
他医院で抜歯と診断された歯を歯根端切除と再植術の併用によって保存した症例をご紹介します。
| 主訴 | インプラントをしてほしい |
|---|---|
| 診断名 | 歯根破折、慢性根尖性歯周炎 |
| 年齢・性別 | 40代 男性 |
| 治療期間・回数 | 2ヶ月/3回 |
| 治療方法 | 精密根管治療 |
| 費用 | 341,000円(税込) |
| リスク・注意点 |
|
他医院で抜歯と診断され紹介でご来院された患者様

こちらの患者様は左上前から2番目の歯の痛みを主訴に他医院に相談され、抜歯してインプラントをした方がよいとの診断のもとで、ご紹介により当院を受診されました。
精密検査の実施
口腔内の状態を見極めるため、レントゲン、CT、視診、触診、マイクロスコープ等の検査を実施。

検査の結果、顎の骨が溶けてしまっている原因は
- 根っこの尖端の形態により根管治療が充分にできていない事
- 骨の中で歯が割れている事
による根尖性歯周炎と歯根上部に限局した歯根破折と診断しました。
歯根端切除術と再植の併用による歯の保存をご提案
来院時の患者様のご希望はインプラント治療でしたが、診断の結果、顎骨の吸収が著しかったため(赤丸)、造骨を行わないとインプラントが出来ないと判断しました。このような場合には、通常GBRという骨を造る処置を行い、(緑色の部分)に骨が出来た後にインプラント治療を行うことになります。
しかし、今回のケースは患部の骨吸収が非常に大きく、GBRを行ったとしても充分な骨が作られないリスクが高いと考えました。もし、骨が充分に出来ていない状態でインプラント治療を行うと、埋入が出来たとしても、青い矢印のような長い歯(※当院の症例ではありません。)を作らざるを得なくなり、とても成功とは言えない状態になってしまいます。

そこで、骨吸収の根本的な原因を解消することで骨の再生を促す下記2点のアプローチを行うことにしました。
- 根っこの尖端の形態により根管治療が充分にできていない事に対しては、原因の歯の尖端を切除してお薬を入れる【歯根端切除術】。
- 骨の中で歯が割れている事に対しては、割れている部分を骨より上に出すために一度抜歯して歯をお口に戻すときに浅く埋める【意図的再植】。
この2つのアプローチを行うことで、この歯を残し、且つ骨の再生を目指す治療計画として、患者様にご説明し、同意をいただきました。
- FLOW1

割れた歯の抜去
周辺組織を傷つけないように、割れた歯を丁寧に抜去します。
- FLOW2

- FLOW3

歯根先端の切除・お薬の除去
顎の骨を溶かした原因は複雑な根尖の形態により、充分な根管治療ができない事だったため、原因の根尖を切除。もともと入っていたお薬も感染している可能性が高いので取り除きます。
- FLOW4

MTAセメントで根管充填
殺菌効果の高いMTAというお薬で細菌発生・繁殖の原因となる空間を緊密に封鎖します。※歯根膜は時間の経過とともに死んでいってしまうので、硬化が1番早く、硬化の確認ができるMTAを使用しました。
- FLOW5

抜歯窩より膿を摘出
歯を抜いた穴から、内部に溜まっている膿を掻き出し、綺麗にします。
- FLOW6

歯を再植して治療完了
歯の割れた部分(上端)が骨より下にあると膿んできてしまうので、少し浮かせた状態で抜歯した歯根を再植しました(①の抜歯前の写真に比べると歯の位置が歯茎の下から上に変わっていることがわかります)今後は歯の生着を待ち、詰め物・被せ物治療で、咬み合わせと見た目を修復します。当院こだわりのつめ物・かぶせ物治療の詳細は以下よりご確認下さい。
歯根端切除・意図的再植術の実施より2年後の口腔内
▼初診時の口腔内(上)と当院で歯根端切除・意図的再植を実施して2年後(下)のCT画像と口腔内写真です。

骨が溶けてしまっているところが、骨様組織により回復しているのが分かります。治療から2年後も痛みや動揺などの症状はなく安定しています。一安心です。
もしこの歯が将来的に抜歯になり、インプラント治療が必要になったとしても、今回の治療によって大幅に骨が回復したので、低リスクのGBRによってインプラント治療を行うことができます。
歯も抜かず、顎の骨も増えたように見えます。保存を諦めていた歯が存続でき、患者様にもとても喜んでいただけました。今後も注意深く観察し、なにか症状がでたら迅速に対応できるよう、またトラブルが起きないように1番大切な定期的なクリーニングで責任をもって管理していきたいと思います。
ここがポイント!
歯のクリニック東京では、このように他医院で抜歯と診断された場合にも、診査・診断をしっかり行うことで、患者様の大切な歯を可能な限り存続出来るように努めております。さらに、歯が保存できない場合や将来的なリスクもしっかり考慮した上で、的確・適切な治療を心がけております。他医院で抜歯と診断された方、歯を抜きたくない方で適切な診査・診断をご希望の際にはぜひ、当院までご来院下さい。全ての症例において、必ず歯を保存出来るわけではありませんが、最善の方法をご提案致します。なかなか患者様には伝わりにくいと思いますが、真剣に将来を見据え、ご自身で選択する事が大事だと考えております。
そのほかの症例
この症例の担当者のご紹介


東京八重洲・京橋で再発を抑えた精密根管治療をご検討中の方へ
天然の歯を長期維持して行くためには、技術、設備を整えた歯科医院での根管治療の受診が必須となります。再発をさせない精度の高い根管治療を受診し、大切な歯の保存に努めましょう。東京八重洲・京橋にて精密根管治療をお望みの際は、ぜひ当院までご相談下さい。