バイタルパルプセラピーによる歯の保存症例|八重洲・京橋の歯医者|歯のクリニック東京

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拡大移転開業に伴い、2019年6月より医院名を新橋虎ノ門デンタルクリニックから 「歯のクリニック 東京」に変更致しました。

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バイタルパルプセラピーによる歯の保存症例

外部吸収が生じた歯の神経をバイタルパルプセラピーで保存できた症例

外部吸収が生じた歯

こちらの患者様は、根管の細菌感染による炎症で外部吸収(歯の表面が溶ける)が起きている状態です。CT画像でも中の神経と交通して感染している事が確認できます。
細菌が神経に感染した場合、現在でも殆どの医院では根管治療で神経を全て取り除きます。
(保険治療の場合、その後10年で約80%の歯が根尖病変になるなど、抜歯、又は抜歯に近い状態になってしまいます。)

根管治療(歯の神経の治療)の詳細はこちら>>

リクッチのエンドドントロジー

しかし近年、細菌感染は限局的であることが判明したことで、バイタルパルプセラピー(神経温存治療)などの治療法が確立され、以前なら神経を全て除去していた症例であっても、感染部位のみの除去で症状を改善できるようになりました。

当院でも昨今、神経温存治療の実施によって、できるだけ多くの神経を残し、抜歯に至る歯を救える事が非常に多くなってきました。

今回の症例に関しても、神経を保存できる可能性が高いと判断し、患者様に同意をいただいた上でバイタルパルプセラピーを実施致しました。

バイタルパルプセラピーの実施

歯の切削

①感染予防のために、ラバーダム(青)で当該歯のみを口腔内から隔離します。その後、顕微鏡治療下で感染している神経を少しずつ丁寧に取り除いていきます。

神経の出血を確認

②神経からの出血を確認。ここより根側の神経を保存できると考えました。
※生きている神経には血が巡っているため、出血の有無は保存できるというひとつの判断基準になります。

神経の保存

③出血があった歯根側の神経を残し、保存不可能な歯冠側の神経を綺麗に取り除きました。

MTA

④MTAという殺菌効果が高く、封鎖性のよい材料で空洞を埋め、再感染を防止します。

セメントの充填

⑤さらに、充填したMTAの上に接着性が強く、歯を強くする成分含有のセメントで封鎖します。

治療後のレントゲン

⑥治療完了後のレントゲン写真です。感染していた神経のみを取り除き、大半の神経を残すことができました。

ダイレクトボンディングによる修復

ダイレクトボンディング

治療患部に歯の色と同じ歯科用の樹脂を盛り、形態を整えながら修復します。表面に段差があると虫歯菌や歯周病菌の温床になり、疾患リスクが高くなるため、スムースな表面を実現しています。

治療直後

治療直後

治療直後

治療後3年経過

治療後3年経過

治療後3年経過

治療日の当日は、感染していた神経のみを取り除き、大半の神経が残っています。治療日から3年後の定期検診の際にも、電気テスト、コールドテストで神経が生きている事が確認できています。また、神経が死んでいると出現する歯の根の尖端の黒いレントゲン像も見受けられません。通常であれば神経をとる歯を救う事ができました。

治療期間 1日
治療回数 1回
治療費 神経治療:165,000円(税込)
かぶせ物:110,000円(税込)
リスク・注意点 細菌対策などをしっかり行わないと再発する可能性があります。
神経の状態によっては保存が難しい場合もあります。

この症例の担当者のご紹介

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