エクストリュージョンによる歯の保存症例|八重洲・京橋の歯医者|歯のクリニック東京

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エクストリュージョンによる歯の保存症例

エクストリュージョン(矯正的歯の廷出)で抜歯を回避した症例

▼左下奥歯の痛みを主訴に来院された患者さまです。

初診時のレントゲン

初診時の口腔内写真

当該歯の周囲(青い矢印)の歯肉が赤く腫れています。レントゲンにより、当該歯が破折している事、さらに、虫歯で歯茎から10㎜下まで歯が溶かされている事が確認できました。このような症状でも、残っている歯が骨より4㎜上まであれば、歯を再建することが可能です。

しかし、今回のケースは

虫歯で歯茎より10㎜下、骨より6㎜下まで歯が溶かされている(骨縁下カリエス/黄色→)

垂直的な骨の欠損(垂直性骨欠損/赤→)

上記2つの症状から、歯の再建は望めず抜歯となる状態でした。
※歯を再建するためには、歯茎より上に最低限の歯質が残存していなければなりません。もし残存歯質が足りない場合、被せもので修復しても安定が保てず、すぐにだめになってしまいます。

カウンセリング

カウンセリングを行い、現状をご説明しました。その際、患者様が歯の保存を強く望まれたため、歯茎の下に僅かに残っている歯質を、歯茎の上まで引っ張り上げるエクストリュージョン(矯正的歯の廷出)という方法で、①②を解決し、歯を残す治療を行う事になりました。

エクストリュージョン(矯正的歯の廷出)の実施

①被せ物の除去

被せ物の除去

被せ物を取り除くと虫歯に溶かされたドロドロの歯が見えてきました。

②矯正開始

矯正開始

虫歯を丁寧に除去し、中にフックをつけてゴムで引っ張ります。歯が溶け、奥深くまでないのが確認できます。

③歯の廷出

歯の廷出

ゴムの力で少しずつ、歯肉の上に歯が出てきました。

④土台の形成

土台の形成

歯肉下より引っ張り出した歯根部分の治療を行い、土台を形成しました。

矯正開始時(上画像②)のレントゲン画像

矯正開始時のレントゲン画像

周囲の歯と比べると、低い位置に歯があることが確認できます。

歯の廷出時(上画像③)のレントゲン画像

歯の廷出時のレントゲン画像

歯と一緒に骨も引っ張りだして、出てきているのが確認できます。

治療完了

最終的な被せ物を装着した後、咬み合わせを調整して治療完了です。通常なら抜歯となる症状でしたが、エクストリュージョン(矯正的歯の廷出)によって、歯を保存することができました。患者さまも大変喜んでおられました。

治療前

治療前

①歯茎より10㎜下、骨より6㎜下まで歯が溶かされている(骨縁下カリエス)
②垂直的な骨の欠損(垂直性骨欠損/赤→)

治療後

治療後

①残存歯根が骨より上に廷出したことで予知性の高い状態になりました。
②左の骨の欠損(垂直性骨欠損/赤→)がなくなり、予知性の高い状態になりました。

治療期間 4ヵ月
治療回数 7回
治療費 エクストリュージョン(歯を引っ張る処置):費用165,000円(税込)
リスク・欠点など 限られた症例しか適応できない。
治療期間が長くなる。

この症例の担当者のご紹介

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